イラク人科学者、単独聴取拒否者16人に
【カイロ29日鈴木眞吉】バグダッドから報道によると、国連査察団の植木安弘報道官は二十八日、国監視検証査察委員会(UNMOVIC)が二十六日と二十七日の両日、イラク人科学者一人ずつに単独聴取を求めたのに対し、二人ともそれを拒否したことを明らかにした。
イラク人科学者が、イラク政府当局者の立会いを求めて単独聴取を拒否する出来事は昨年の十二月二十四日から始まったが、今までに単独聴取を受諾した科学者は一人もおらず、単独聴取拒否者はこれで合計十六人になった。
ブリクスUNMOVIC委員長らが今月十九日と二十日、バグダッドでイラク当局者と会談したさい、イラク側は単独聴取を「促す」ことで合意していたが、その合意が守られていない状況が続いている。