アラブ諸国各地で反戦デモ
【カイロ28日鈴木眞吉】イラクの大量破壊兵器を査察中の国連査察団が国連安保理に初の正式報告をした二十七日、アラブ諸国の諸都市で対イラク戦争反対のデモが行われた。ロンドン発行の汎アラブ紙「アッシャルクアルアウサト」が報じた。
同紙によると、デモはカイロやダマスカス、サヌア(イエメン)、マナマ(バーレーン)などで行われ、イラク政体を武力で変えることに反対を表明した。カイロではデモ隊は、ブッシュ米大統領とシャロン・イスラエル首相をヒトラーと同等だと批判するプラカードも掲げられた。
ダマスカスのデモではブッシュ大統領を大量虐殺者と呼んだ。マナマでは約百人の学生が米国大使館前でデモをしたが、カイロでは機動隊の出動で、デモ隊が米国大使館前に近づくことを妨げられた。