米国のうそを世界中に知らしめる−イラク大統領
【カイロ25日鈴木眞吉】イラクのフセイン大統領は二十四日夜、国営テレビを通じて、同国のキリスト教徒に対するクリスマスメッセージを送り、国連の大量破壊兵器査察が、米国のうそを世界中に知らしめることになると語り、査察団は大量破壊兵器保有の証拠を見つけることができないことに自信を示した。
また同大統領は、「イラクは国連決議を順守し、査察に協力しているにもかかわらず、米国はイラク攻撃の口実をでっち上げようとしている」として米国を非難、米国と国連を離反させる意図を明確にした。
イラクにはキリスト教徒が約百五十万人いるとされている。
なお、フセイン大統領は、「米国がイラクに対し、大規模な軍事攻撃の脅しをかけ、イラク攻撃を始めている」とも語り、戦争の危機が押し寄せていろことに危機感を示すとともに、イラク国民は自国の防衛のため殉教する覚悟を持っていると語った。