イラクの大量破壊兵器、シリアに移動か?
イラク科学者がリビアにも
イスラエル首相が指摘
【カイロ25日鈴木眞吉】イスラエルのシャロン首相は二十四日夜、同国の民間テレビ「チャンネル2」とのインタビューの中で、「サダム・フセイン(イラク大統領)が隠したがっていた生物・化学兵器は既にシリアに移送されたと信じている」と語り、同情報の検証に努めていることを明らかにした。シャロン首相はまた、イラクの科学者が、リビアの核開発工場で働いていることも知っていると付け加えた。イスラエル紙(電子版)が報じた。
フセイン大統領は二十四夜のクリスマスメッセージの中で、イラクには大量破壊兵器は存在しないことを強調、国連査察団がそれを見つけることはできないと自信を示していた。
イスラエル軍情報局長のアハロン・ゼエビ少将は二十四日、イスラエル国会(クネセト)外交・防衛委員会で、米国は二月初旬にイラク攻撃を開始するとの見通しを明らかにした。米国は、国連査察団が一月二十七日に国連安保理に報告する内容を検討した上で決断するだろうと指摘した。