対イラク国連査察団、6カ所を査察
【カイロ18日鈴木眞吉】イラクの大量破壊兵器査察を続ける国連査察団は十八日、生物、化学、ミサイル、核の各分野毎に分かれて染料工場やミサイル発射施設など少なくとも六施設を査察した。
カタールの衛星テレビ「アルジャジーラ」の報道によると、査察団が今日査察した施設は、@バグダッドの北方約二十`地点にあるザーファラニイア地域の国営及び民営の染料工場Aバグダッド北方のバラド市にあるミサイル発射施設Bエルターギ地域のナセル・ビルC北部の拠点都市モスルとサトサダム地域にある電気関係施設、Dモスル大学の生物関係施設、Eバグダッドから十キロ南方にあるフェダー・ビル(これは一九九八年に一度査察したことのある施設−で、査察団は、同ビル内部にある関連するCDやコンピューターを査察した)などだ。
査察団は十七日から、北部の拠点都市モスルでの査察を開始しており、首都バグダッド以外の拠点都市で査察が行われるのは初めて。モスルには大統領宮殿のほか、ウラン濃縮疑惑施設もあるとされている。