対イラク国連査察、グループ毎に査察
査察官105人、総勢170人
【カイロ17日鈴木眞吉】イラクで大量破壊兵器疑惑の解明を続ける国連査察団は十七日、核、化学、生物、ミサイルの各分野毎に分かれて、五カ所を査察した。
カタールの衛星テレビ「アルジャジーラ」によると、核兵器担当査察チームは首都バグダッド近郊アボガリブのエルラドワネイヤ地域にある核関連施設、化学兵器担当査察チームはタリック地域にあるクロールなどを生産している鉄工場、ミサイル担当査察チームはバグダッドから約二十`地点にあるザットエルサワリの短距離ミサイル製作工場をそれぞれ査察した。
生物兵器担当査察チームは二手に分かれ、一つのチームはバグダッド大学付近の施設、もう一つのチームは同市北部にあるモーセル地区の施設に立ち入った
現在、国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)の査察官は八十六人、国際原子力機関(IAEA)の査察官は十九人で、査察官は合計百五人だが、支援要員を含めると総勢百七十人がイラク入りしている。