イラク問題で内部対立表面化か−アラブ連盟
【カイロ16日鈴木眞吉】イラク問題をめぐりアラブ連盟(二十一カ国一機構加盟、本部カイロ)の意見が対立している。ロンドン発行のアラビア語紙「アルハヤト」が十六日報じた。同紙によると、ムーサ同連盟事務局長は十五日、クウェートが同事務局長を、イラクのフセイン大統領を支持しているとして非難したという複数のアラブ紙の記事の内容を否定した。ムーサ事務局長は、イラク情勢は極めて危険な状況にあり、自分としてはアラブのいかなる国に対する攻撃も拒否する立場にあり、そのことがフセイン大統領を支持することにはならないと語った。
対イラク攻撃が現実味を増す中、クウェートやカタール、バーレーンなどイラク攻撃を是認する親米湾岸諸国と、攻撃慎重派の一部アラブ諸国が意見対立を深めているもようだ。