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アルカイダ関連組織がイラクでVXガス入手か―米紙報道

【ワシントン12日原田正】十二日付の米紙ワシントン・ポストは、ブッシュ政権が得た信頼できる情報として、アルカイダと関連のあるイスラム過激派が十月下旬あるいは十一月にイラクで化学兵器を入手したと報じた。米政府当局者は、この化学兵器はVX神経ガスで、トルコを通じて運び出されたとみている。

 米政府当局者によれば、取引に関与したのは在レバノン・パレスチナ難民のイスラム過激派組織「ウスバト・アル・アンサール」。同組織はアルカイダからも資金を得ており、最近、イラク北部に拠点を確保したという。

 同紙は取引が事実とすれば、@アルカイダ・ネットワークによるシアン化合物以外の初めて知られた非通常兵器の獲得Aアルカイダがイラクから物質的援助を受け取った最も具体的な証拠―となると指摘。イラク申告書に対する反論の材料とされる可能性がある、としている。

 この取引がフセイン大統領が知っているかどうか、あるいは承認したものかどうかについては証拠はないという。しかし、米政府当局者は、フセイン大統領の息子クサイの組織によって秘密兵器計画は厳しく管理されているとして、フセイン大統領が知らないでこのような取引を行うのは難しいとみている。

 国防総省筋によれば、先週、トルコ南部の北大西洋条約機構(NATO)軍基地に対する化学兵器攻撃の警戒情報が出されている。

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