国連査察団、ミサイル関連施設など6施設査察
「戦争は必至」とイラク国民
【カイロ12日鈴木眞吉】イラクの大量破壊兵器査察を続けている国連査察団は通算十三日目の十二日、ミサイル関連施設など六施設を査察した。カタールの衛星テレビ「アルジャジーラ」の報道によると、査察団はバグダッドから約百六十`地点にある西方砂漠のミサイル発射試験施設や、バグダッド市南西地域エル・ザファラネイヤにある鉄工場、複数のアラブ諸国の会社が共有する薬品会社などを査察した。
ザファラネイヤの鉄工場は、射程六百五十キロのミサイル、「アルフセイン」が製造されていたとされ、湾岸戦争後、国連監視下に置かれていた重要施設。
なおアルジャジーラは、ニュース番組で、同局のアナウンサーが、イラクの記者に、電話で査察団への意見を求めたのに対し、記者は、「すべてのイラク国民は、査察団がイラク国内で大量破壊兵器を発見しようがしまいが、戦争が起こると見ているが、政府も国民も戦争を避けることを願っている」と語ったと報じた。