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イラク大統領、戦争を決意か

 【カイロ11日鈴木眞吉】バグダッドからの報道によると、イラクのフセイン大統領は十日、軍幹部や主要閣僚らを召集して会合を持ち、「戦争は望ましいものではないが、敵の陰謀に対処するため戦闘能力を高め、敵を打ち破れ」と語り、米国と戦争になった場合、最後まで戦い抜くよう訓示した。国営イラク通信が報じた。

 イラクが国連に提出した申告書で大量破壊兵器所持を完全否定したことは、兵器保有を主張する米英といつ交戦状態となってもおかしくない状況をつくり出したことになり、戦争を前提として決意を促したのものと思われる。同会合にはジャブリ国防相らとともに、フセイン大統領の子息、ウダイ氏、クサイ氏も出席した。

 一方、十日午後には査察団第三陣約二十五人がバグダッド入りし、七十人態勢となった。 査察個所も一日十ヶ所程度に増えるものと思われ、十一日には、バグダッド近郊の軍需工場など数カ所を視察した。

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