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イラク反体制勢力が記者会見−英

米軍占領後、早期に民主政権樹立望む

フセイン大統領は戦争犯罪人、政権転覆必要

 【ロンドン9日行天慎二】イラク反体制勢力の一つ、「立憲君主運動(CMM)」代表のシャリフ・アリ・ビン・アルフセイン氏(ファイサイ国王の遠縁)は九日、今週末にロンドン市内で開催される反体制勢力各派合同会議に先だって記者会見し、サダム・フセイン現政権打倒の必要性を強調するとともに、米軍占領後に早期にイラク国民自身の手による民主政権樹立を望む、と訴えた。

 アルフセイン氏は、大量破壊兵器(WMD)の存在を否定しているフセイン政権について「サダムは再度戦争の道を行っている」として、戦争が不可避だと述べた。そのうえで、「米国の目標は自由で民主的なイラクを見ることであり、(占領後)権力がイラクの文民政権に早期に手渡されることだ」と語り、反体制勢力が米国などとフセイン政権後の合法的政権樹立に向けて具体的に協議していることを明らかにした。

 同氏は、「イラクは米国と戦争状態にあるわけでなく、占領国とみなされるべきでない」と語り、イラク占領が第二次世界大戦後の日本占領とは異なるべきだと指摘。フセイン政権除去後に国連や外国勢力による政権運営は必要ない、との見方を示した。さらに、「民主主義を取り戻す最良の方法は君主制に戻ることだ」と述べ、国民が選択すれば立憲君主制に復帰すべきとの立場を確認した。

 また同氏は、欧州諸国が武力行使に消極的なことについて、「サダムは人類に対する戦争犯罪者として逮捕し、裁判にかけるべき」として、人道的理由からも政権転覆は必須だと訴えた。

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