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イラク大統領のクウェート侵攻謝罪、反発招く

 【カイロ9日鈴木眞吉】イラクのフセイン大統領が七日夜(日本時間八日未明)イラク国営テレビを通して突然、一九九〇年のクウェート侵攻について謝罪声明を発表したことについて、湾岸協力会議(GCC)のアブドル・ラフマン・アルアッチティヤ事務局長は、「この演説には善意は感じられず、アラブサミットでの解決の精神もみられない」と語り、今年三月ベイルートで開催されたアラブ首脳会議で、イラクがクウェートを尊敬するとした精神からかけ離れているとして批判した。エジプト紙がクウェート紙に掲載された内容を九日報じた。

 フセイン大統領はクウェート侵攻を初めて謝罪したものの、イラクに捉えられた捕虜問題には言及せず、当時のクウェート指導部の石油政策を批判した内容となっていたことが反発を招いている。クウェートのアハマド情報相も、同謝罪を「価値のないもの」と一蹴、「クウェート国民を動揺させようとする世界中のテロリストの言動と何ら変わらない」と批判した。一部クウェート紙は、「うそのかたまり」と表現し反発を示した。

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