化学兵器の元工場調査―イラク
国連チーム、7日目の査察
【サマラ近郊(イラク中部)4日時事】イラクの大量破壊兵器計画を調べている国連査察団は四日、首都バグダッド周辺の施設などで通算七日目の査察を行った。
国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)は、バグダッド北西約百二十キロのサマラ近郊の砂漠地帯にある化学兵器の元研究・開発施設「アルムサンナ」を約五時間調べた。
イラクの査察担当部局、国家監視局の当局者が査察終了後、記者団に語ったところによると、一九九一年の湾岸戦争前、アルムサンナではマスタードガスやサリンを使った爆弾などが製造されていたが、同戦争後に操業を停止。現在は放棄されている。査察団は写真撮影を行ったほか、施設から文書を押収したという。
一方、国際原子力機関(IAEA)のチームはバグダッドの南約二十キロのトゥワイサの施設に入った。