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米とイラン、秘密接触か 対イラク戦で協調模索

 【パリ1日AFP=時事】「悪の枢軸」「悪魔の中の悪魔」と互いに相手を非難している米国とイランが、米国によるイラク攻撃を控えて秘密接触を行い、米軍機のイラン領空通過やイラクのフセイン政権崩壊後の地域安定などをめぐって協議している。

 外交官や消息筋が明らかにしたもので、それによると、米、イラン両国の当局者は中立国で会合を重ねており、イデオロギー上の立場の違いは棚上げし、共通の関心事について協調していくことで一致。これまでに、イラク側の攻撃を受けた米軍機が緊急避難的にイラン領空を通過するのをイランが認めるとの「了解」が成立したという。

 また米側は、イランに拠点を持つイラク反体制シーア派組織が、フセイン体制崩壊後の新政権の安定に協力するようイランに影響力行使を要請しているとされる。

 米国は、イランでイスラム革命が起きた一九七九年、同国との外交関係を断絶。しかし、外交官らによれば、昨年九月の米同時テロ事件後、イランが敵視していたアフガニスタンのタリバン政権(当時)追放などで両国関係は改善してきている。

 イラン政府は公式には米国との接触を否定しているが、国連によるイラクの大量破壊兵器査察をめぐっても、イランは「有益で興味深い情報」を米国に提供しているという。

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