イラク査察2日目、生物兵器疑惑施設に立ち入る
トラブルはなし
【カイロ28日鈴木眞吉】イラクの大量破壊兵器査察を続ける国連査察団は二日目の二十八日、首都バグダッド近郊の生物兵器疑惑施設数カ所の査察を行った。生物・化学兵器や弾道ミサイル関連を担当する国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)
は、バグダッドの南方約十キロにあるアッダウラの「国営口蹄疫ワクチン研究施設」を査察し、核関連を担当する国連原子力機関(IAEA)はバグダッド北方約二十五キロにあるアルナセル工場を査察した。国営口蹄疫ワクチン研究施設ではボツリヌス菌と炭疽(たんそ)菌の研究がなされていた疑惑が指摘されている。
前日に引き続き、二日目も、イラク側は査察を妨げた様子は見当たらず、トラブルはなかったもよう。