査察団にアラブ人専門家を−アラブ連盟
国連に要請へ
【カイロ12日鈴木眞吉】アラブ連盟(二十一カ国一機構加盟、本部カイロ)のムーサ事務局長は十一日、国連のイラク大量破壊兵器査察団のメンバーにアラブ人専門家を加えるよう国連に要請することを明らかにした。
ムバラク・エジプト大統領に、九、十の二日間にわたって開催されたアラブ連盟緊急外相会議の結果を報告した後、記者団に語ったもので、事務局長は、「国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)のメンバー二百五十人中アラブ人は四人だが全員通訳者で査察官ではない。アラブ人査察官を加えることは査察の信頼性を高めることになる」と語り、同連盟の総意として国連のアナン事務総長に要請する意向を表明した。
査察団にアラブ人専門家を加えることはシリアのシャラ外相が十日、記者団に「われわれの今後の目標だ」語っており、その後の会議でアラブ連盟全体としての目標になっていた。