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イラク外相、米国とイスラエルを非難

 【カイロ9日鈴木眞吉】九日夜から十日にかけて行われるアラブ連盟(二十一カ国一機構加盟、本部カイロ)緊急外相会議に出席のためカイロを訪れているイラクのサブリ外相は九日午前、カイロにあるエジプト外務省で、マーヘル・エジプト外相と会談した。会談後、サブリ外相は記者団に対し、「米国はイスラエルと共にイラク及びアラブ諸国を攻撃しようとしている」と語り、国連安全保障理事会による対イラク大量破壊兵器査察に関する新決議を受諾するか否かには言及せず、ただ新決議の背後にアラブ諸国に対する両国の攻撃の意図があることを強調した。

 サブリ外相は、イラクに対する決議をアラブ諸国へのものとすり替えることによってアラブ諸国の支援を得るという今までの戦法を主張するものとみられるが、アラブ諸国を代表していたシリアが新決議採択での賛成に回ったこともあり、孤立化は避けられない見通しだ。

 サブり外相は八日夜、ムーサ・アラブ連盟事務総長とも会談した。フセイン政権は、アラブ外相会議でアラブ諸国と相談の上で態度を決定するものとみられているが、新決議受諾以外に選択肢はないとの見方が強まっている。

 なお、イラク国営通信は九日、新決議が採択されたことに関し、決議は不当なものとしながらも、イラク指導部は冷静に検討を重ねており、数日中に対応を決定するだろうと報じた。

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