サウジ外相、米軍の基地使用拒否
イラク攻撃でCNNに語る
【カイロ4日鈴木眞吉】サウジアラビアのサウド外相は三日、「国連がイラク攻撃を承認しようとも、米軍にサウジアラビア国内の施設を使用させることはない」と語り、米軍によるイラク攻撃の際、国内基地を使用させない考えを表明した。三日放映の米CNNテレビで語ったもの。
サウド外相は一カ月半ほど前の九月十五日、国連決議を条件に米軍に基地使用を認めるとの発言をしており、それがイラクをして、国連査察の無条件受け入れを促す要因の一つともなっていたが、同発言を後退させたようだ。サウド外相はインタビューの中で、「イラクは日本ではなく、サダム・フセイン(イラク大統領)も裕仁天皇ではない」と語り、米国がフセイン政権打倒後、日本をモデルとした戦後処理を検討していることに危機感を抱いているようだ。サウド外相は国連安保理には協力するとしている。