フセイン大統領、次男クサイに化学・生物兵器の使用権限を委譲
【ウィーン26日小川敏】ロンドンに本部を置くイラクの反体制グループ「イラク国民会議」(INC)関係者が本紙に語ったところによると、イラクのフセイン大統領は最近、次男クサイに化学・生物兵器の使用権限を委譲、米国との戦争が勃発した場合、クサイが独自の判断で化学・生物兵器の使用を軍に命令できるという。
クサイは治安部門責任者であり、「父親譲りの残虐性があり、その言動は父親以上に攻撃的」と言われ、イラク国民はクサイを恐れている。そのクサイの手に化学・生物兵器の使用決定が委ねられたことから、「イラクが化学・生物兵器を使用する危険性が一層高まった」(西側外交官)と危惧されている。