ファタハ、イスラエルの軍用ヘリを攻撃
ハマスが西エルサレムの喫茶店で毒物使用?
【カイロ16日鈴木眞吉】アラファト・パレスチナ自治政府議長の支持基盤であるファタハ組織は十五日、パレスチナ自治区トルカレムで、イスラエル軍のヘリコプターを攻撃し損傷させた。パレスチナ側がイスラエルの軍用ヘリを攻撃したのは、一九六七年の第三次中東戦争以来初めてという。ロンドン発行の汎アラブ紙「アッシャルクアルアウサト」が十六日報じた。
ファタハ筋は、イスラエルのパレスチナ攻撃に対する反撃であると語った。イスラエル当局は、事件はきわめて危険なもので、ヘリコプターを攻撃から守るため、飛行高度を高めるなどの措置を検討しているという。イスラエル軍は十五日から十七日まで、侵攻地域での警戒を強化する措置を取った。
また、イスラエルの司法筋は、西エルサレムの喫茶店で客のコーヒーに毒を入れた容疑で東エルサレム在住の二十二歳の男性を起訴したと語った。イスラム根本主義過激派組織「ハマス」によるものとみられる同様の事件は先週も発生し、すでに二人が起訴されている。アウサト紙が報じた。イスラエル警察の調査によると、三人は初めに猫を使って実験し、その効用を確認した上で使用したという。