イラク攻撃、安保理承認なら協力―サウジ外相
反対一色のアラブ諸国に変化
【カイロ15日時事】サウジアラビアのサウド外相は十五日、米CNNとのインタビューで、国連安保理が米主導のイラク攻撃を承認した場合、サウジ政府はこれに協力すると表明した。エジプトも同様の見解を示唆しており、イラク攻撃反対一色だったアラブ諸国の姿勢が変化し始めた。
同外相は「もし国連安保理が方針を決定すれば、国連憲章に署名したすべての国がそれを履行せねばならない」と述べた。
武力行使容認決議が採択された場合、サウジがどのような協力を行うのかは不明だが、同外相の発言は、少なくとも黙認するとの見方を示したものと言える。サウジはイラク攻撃での自国領使用を拒否している。
エジプトもマーヘル外相らが先に、「国連合意なしでのイラク攻撃には反対する」との表現で、イラクが大量破壊兵器の査察を拒み続けた場合、国連による裏付けがあれば軍事力行使もやむなしとの見解を示唆している。