サウジアラビア国王、米大統領へメッセージ
【カイロ15日鈴木眞吉】サウジアラビアのファハド国王は、米国同時多発テロから一周年目にあたり、米大統領へメッセージを送り、「同テロを起こしたメンバーはサウジアラビアと米国の関係を混乱させようと図ったが、両国は如何なる影響をも受けずにかえっ関係性を強化し、両国はテロに対する行動を強化した」と伝えた。ロンドン発行のアラビア語紙「アル・ハヤト」が十五日報じた。
同紙によると、ファハド国王は更に、同時テロによって死亡した人々に弔意を示し、米国はサウジアラビアが米国への犯罪を計画したとは疑っておらず、両国の商取引関係は影響を受けてないとして、両国の歴史的友好関係を強調した。
これに先立ち、アブドラ皇太子は十日、ブッシュ大統領に書簡を送り、同時テロ犯にサウジアラビア人が多数含まれていたことに遺憾の意を表明、「テロリズムは宗教も国籍もない完璧に邪悪なもの」として対テロ闘争に米国と共に戦う連帯を表明していた。
両国間に懸念された関係悪化は当面一掃されたようだ。