イラク、厳戒態勢入り
米軍侵攻に備え−エジプト紙
【カイロ22日時事】二十二日付のエジプト有力英字紙アルアハラム・ウイークリーは、イラクの軍や治安組織、政府機関が米国の攻撃に備えて最高度の厳戒態勢に入ったと伝えた。
また、同国指導部は米軍が本格侵攻した場合、大量破壊兵器を使用することを決定したほか、破壊工作員約三百人をアラブやアジア、欧州各国に送り込んだという。
同紙は、イラクの精鋭部隊である共和国防衛隊内部の情報提供者ら複数の情報源の話として報じた。
それによれば、共和国防衛隊や特殊部隊、民兵組織を含め約四十万の兵士が既に配置に就いたほか、射程千キロ超の地対地ミサイル数十基を対ヨルダン国境地帯の地下ごうに移動させた。さらに移動式レーダーや地対空ミサイル発射施設にも最近、改善が施されたとしている。