イスラエル首相、米に早期のイラク攻撃支持を伝達
【カイロ17日鈴木眞吉】イスラエルのギシン首相補佐官は十六日、「イスラエル情報機関はイラクが生物化学兵器の生産努力を急いでいる証拠を入手した」と述べ、イスラエルは米政権に対し、イラクへの攻撃を遅らせることのないよう、早期の攻撃を支持すると伝達したと語った。イスラエル紙(電子版)が報じた。ギシン補佐官はまた、AP通信に対し、「攻撃の延期はイラクに大量破壊兵器の開発を加速させる機会を与えるだけだ」と語った。
同紙によると、シャロン・イスラエル首相は最近、米ブッシュ政権に対し書簡を送り、「イラク作戦の延期は将来の攻撃をより不便にする」と語り、早期の攻撃が望ましいとの考えを伝達するとともに、米国のいかなる行動も支持し、米国の(イラク攻撃への)手段や時期を尊重する旨伝達したという。
ペレス・イスラエル外相も十五日、米CNNテレビとのインタビューで、同様の内容を語っており、イラクへの攻撃を先延ばしすることは危険で、フセイン大統領により多くの武器を持たせることになると警告した。
イスラエルは、米軍のイラク攻撃によって、イラクからイスラエルへの生物化学兵器による攻撃を想定した準備を既に推し進めている。