イラク大統領次男、暗殺未遂で腕に負傷か
【カイロ14日鈴木眞吉】イラクのフセイン大統領の次男クサイ氏が今月一日夕方、バグダッド市内で暗殺未遂に遭い、腕を負傷していた。ロンドン発行のアラビア語紙「アル・ハヤト」など、アラブ各紙が十四日報じた。各紙によると、事件は、ロンドンに本拠を置くイラク反体制派組織「イラク国民会議(INC)が声明の中で発表したもので、クサイ氏が市内のザイトゥーン通りを車で走行中、反体制派「国民抵抗」の活動家が車でクサイ氏の車に接近し、車内から発砲したという。犯行グループはそのまま車で逃走したが、検問所で捕まり全員死亡した。
クサイ氏はフセイン大統領の最も有力な後継者と目されており、過去何度か反体制派組織による暗殺未遂事件に出会っている。
なお同紙は、今月七日朝十時前、イラクの国会議事堂内で会議の準備中に大爆発があり、議員及び治安要員あわせて九人が死傷したとも報じた。