米朝中3カ国協議、再度開催の見通し―米政府高官
【ワシントン支局16日】米政府が、日韓を含む多国間協議への「橋渡し」として、米朝中三カ国協議の開催を検討していることが十六日、分かった。米政府高官が明らかにしたところによると、戴秉国・中国外務次官は十七日、三カ国協議開催を提案する胡錦濤・国家主席の親書を携えて訪米、米政府は同提案を受け入れる見通しという。
戴次官は十四日、北朝鮮の金正日総書記らと会談しており、北朝鮮側へも中国側の提案が伝えられたものとみられる。
パウエル米国務長官は十六日の会見で、対北朝鮮問題で「極めて近い将来、何らかの進展があると期待している」と述べた。同長官は十五日、中国の李肇星外相と電話会談し、戴次官の訪朝について説明を受けている。
米朝中三カ国による協議は今年四月、北京で初めて開催。その後は、多国間協議を主張する米国と米朝直接対話を求める北朝鮮との間でこう着状態となっていた。