韓半島の非武装地帯で南北が銃撃戦
北朝鮮軍が先に発砲、韓国軍が応戦
韓国軍合同参謀本部が発表
【ソウル17日武田滋樹】韓国軍の合同参謀本部によると、京畿道漣川(ヨンチョン)にある非武装地帯(DMZ)で十七日午前六時十分ころ、北朝鮮軍の監視ポストから韓国軍の監視ポストに向かって四発の銃撃が加えられた。韓国軍は直ちに、交戦規則に基づき、警告放送を行いながら機関銃で十七発ほど対応射撃を行った。
DMZ内での南北交戦は二〇〇一年十一月七日以来のこと。北朝鮮の核問題が緊迫を加える中、南北軍が対峙する韓半島の現状が改めて浮き彫りとなった。
合同参謀本部によると、南北の交戦は同十二分ころ終了。韓国側に被害はなく、交戦後は北朝鮮側の特異動向も観測されていないという。
韓国軍は北朝鮮側の発砲が偶発的なものか、計画的なものか分析しており、休戦協定違反事実が判明すれば軍事休戦委員会の佐官級会談を通して北朝鮮側に正確な経緯説明を求める計画だという。
初期分析では、北朝鮮軍が発射した弾丸は、休戦協定でDMZでの使用が禁止されている14・5_機関銃弾だと推定されているという。