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北朝鮮、「核戦争の危機」を強調―南北閣僚級会談

 【ソウル9日時事】韓国と北朝鮮の第十一回閣僚級会談が九日、ソウル市内のホテルで始まった。北朝鮮代表団は到着後に発表した声明で、「好戦勢力は、他の地域での戦争の結果、一段と無分別になっている。核戦争の暗雲が朝鮮半島に押し寄せている」として、米国の態度が原因で戦争の危機が迫っていることを強調。その上で「民族協調で戦争の危険を防ぎ、平和を守らなければならない」と、韓国に連帯を呼び掛けた。

 韓国側は今回、先の日米韓の外務省局長級協議を受け、米朝中に日韓を加えた五カ国協議の受け入れを北朝鮮に働き掛ける見通し。ただ、北朝鮮はこれまで、閣僚級会談で核問題を話し合うことを嫌ってきた。さらに、厳しい調子の到着声明を発表したことを勘案すると、会談の先行きは不透明感が強い。

 南北閣僚級会談の開催は今年四月以来で、日程は十二日まで。十日午前、韓国の丁世鉉統一相と北朝鮮の金●(=月に令)星内閣責任参事が出席して全体会議を開き、実質討議に入る。

 今回の会談では、核問題のほか、鉄道・道路の連結や北朝鮮の開城工業団地の建設などが主な議題となる見込み。会談終了時に、成果を盛り込んだ共同報道文(合意文書)を発表する予定だ。

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