英首相、米国とともにイラク復興の国連決議求める
北朝鮮への軍事行動も排除せず
【ロンドン26日行天慎二】英米首脳会談に先立ち、ブレア首相は二十六日、下院での質疑応答に臨んだ。同首相はイラク復興問題での国連の役割に関して、「二つの段階がある。最初は石油食料プログラムの人道援助に関する国連決議を得ることだ。これは数日中になされると希望する。それから、紛争後のイラク政権はできるだけ広範に支持されることが重要であり、国連の役割が必須となる」と語り、米国とともに国連決議を求める意向を確認した。
国連決議が得られない場合に、ブッシュ米政権が国連抜きでイラク統治するのではないかとの疑問に対して、「ブッシュ米大統領との会話から明らかだが、われわれは紛争後のイラク政権が国連の支持を得るということを確認している」と述べ、英米両国が国連ルートでイラク再建を行うことで原則的に一致していると強調した。
同首相はイラクとともに悪の枢軸国とされている北朝鮮への対処の仕方に関して、「軍事行動による衝突は行わない。しかし選択肢としてはある」と語り、外交的解決が行き詰まった場合の最後の手段として軍事行動があるとの認識を示した。
同首相は「北朝鮮の核兵器計画に対処することが重要だ。世界にとって脅威であるからだ」「連合国のイラクへの軍事行動に対する最も強力な支援声明は日韓両国からのもので興味深い。これら両国は大量破壊兵器を持つ不安定で抑圧的国家の隣国であり、危険を十分に知っている」などと語った。