独首相、NATO枠内での米軍協力を約束
【ベルリン20日豊田剛】対イラク戦が始まったことで、ドイツのシュレーダー首相は二十日夕、公共第二放送(ZDF)を通じての国民向けメッセージの中で「戦争は間違った決断である」と述べ、国連を無視して軍事行動に踏み切った米英を非難した。
首相はまた、ドイツの実戦不参加を強調する一方で、「北大西洋条約機構(NATO)同盟国としての義務をまっとうする」と表明した。具体的には、NATO加盟国であるトルコへの空中警戒管制機(AWACS)派遣などで米英軍を間接的に支援する方針だ。
同日午前には、ベルリンで学生による反戦デモが行われ、約二万人が参加した。特に、駐独米大使館前では一日中、デモが繰り広げられた。