独首相、イラク参戦を拒否
【ベルリン19日豊田剛】ドイツ連邦議会(下院)で十八日、恒例の予算審議が行われた。だが実際、各党の代表者によるスピーチのほとんどが、イラク問題となった。
シュレーダー首相(社民党)は、北大西洋条約機構(NATO)の対イラク戦に備えたトルコの早期警戒管制機(AWACS)およびクウェートの生物・化学兵器探索班への新規動員は「不必要」とし、「ドイツ兵士は交戦に参加しない」と強調。国連決議と国際法による承認がなければ、ドイツの参戦はあり得ないと指摘した。
同首相はまた、米国主導の対イラク軍事活動の協力を要請する野党の提言を拒否した一方で、クウェート駐留の治安維持部隊がイラクの人道支援をカバーすると述べた。