英政府、緊急閣議でイラク攻撃参戦を決定
クック下院院内総務が抗議し辞任
【ロンドン17日行天慎二】英政府は十七日午後四時(日本時間十八日午前一時)から緊急閣議を開き、イラク攻撃参戦の閣内方針を決定した。プレスコット副首相は閣議後に「フセイン(大統領)が亡命するか、武力によって武装解除されるかの二つの選択肢が残されているだけだ」と語り、英政府がブッシュ米政権とともにイラクに対して軍事行動を開始することを確認した。しかし、クック下院院内総務は国連での新決議なしに武力行使することに抗議し、辞任した。
これに先立ち、ゴールドスミス法務長官はイラク攻撃の合法性に関して、「国連決議六七八の下での武力行使の承認が復活し、今日も継続している」と述べて、湾岸戦争時の国連決議によってイラクへの武力行使は可能だとの見解を示した。
なお、十八日には下院でイラク問題が審議され、武力行使を容認する採決がなされる予定だ。