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対イラク新決議採択、ほぼ絶望―英各紙

19日にも攻撃開始の見方

 【ロンドン16日時事】十六日付の英各紙は、対イラク攻撃を事実上容認する新たな国連決議の採択はほぼ絶望的になったと報じた。サンデー・タイムズ紙は政府高官の話として「英米両国はフセイン・イラク大統領が亡命しなければ、攻撃に踏み切るとの最後通告を行う」と報道。サンデー・テレグラフ紙は「最初の攻撃は十九日か二十日の早い時間になろう」との軍幹部の見方を伝えた。

 タイムズ紙は、新決議採択を目指した最後の外交努力は続けられるものの、「米英首脳は決議採択の可能性はほぼ皆無との見方で一致した」と指摘。同紙によれば、両国はフセイン大統領に対し、数日中に亡命しなければ一週間以内に攻撃に踏み切るとの最後通告を行う方針で、十六日にポルトガル領アゾレス諸島で開かれる米・英・スペインの三国首脳会談で、最後通告の詳細に関して協議が行われるという。

 テレグラフ紙は、米英首脳が新決議なしに戦争を宣言する用意があることを示唆したとし、首脳会談で「最終決定が下される」と報じた。

 インディペンデント紙も「首脳会談でブレア英首相はブッシュ米大統領に対し、国連の支持取り付けに失敗したと伝え、三首脳はその後の対策を練ることになる」と分析。国際法上、イラク攻撃に新たな国連決議は必要ないと宣言する見込みだとしている。

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