フーン英国防相記者会見
イラク再建は国際社会の義務
【ロンドン13日行天慎二】ジェフ・フーン英国防相は十三日行われた記者会見の中でイラク紛争後の再建問題に触れ、「われわれはその役割の一部を果たす。なぜなら、イラクが国際社会の平和的なメンバーに復帰することを望むからだ」「アフガニスタンで行ったように、これは紛争後に伴う義務の一部だ」と語り、英国を含めて国際社会がイラク再建の努力に深く関与すべきだとの見解を示した。
同相は、ブッシュ米政権がイラクの再建事業の入札で米企業五社だけを選択していることに関して、「もしイラクでの紛争があるならば、イラク再建を助ける責任がある国際社会のメンバーが存在する。単に契約者になったり、国際社会の努力の目的にかかわるなり、そのプロセスは多くの形態を取る」と述べた。
米国ではすでにイラクへの軍事作戦終了後の復興計画案が出されており、道路、水道、病院、学校などのインフラ整備事業が考えられている。しかし、欧州連合(EU)は、国連決議なしにイラク攻撃がなされた場合にはイラク再建の資金援助は行わないとの見解を出している。