安保理支持なければ国連憲章違反―国連総長
米に警告、イラク攻撃
【ハーグ10日AFP=時事】オランダ訪問中のアナン国連事務総長は十日、記者団に対し、国連安保理の支持なしに米国などがイラク攻撃を実施すれば、国際法への侮辱であり、国連憲章違反になると警告した。
同事務総長は、イラクの大量破壊兵器武装解除を達成する目的で国際社会は一致しているとしながらも、まず平和的な手段を尽くすべきだと主張した。
その上で、「米国が安保理の枠外で行動するなら、国連憲章には合致しない」と指摘。安保理メンバーが「共通の立場で一致できず、安保理の承認なしに行動が取られるなら、そうした行動の合法性とそれに対する支持は大きく損なわれるだろう」と述べた。