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イラク化学工場、英企業が建設

政府も信用保証で後押し―有力紙

 【ロンドン6日時事】六日付の英紙ガーディアンは、米政府がイラクの主要な生物・化学兵器の製造拠点と指摘するファルジャ(バグダッド郊外約八十キロ)の化学工場は、米国の支持を背景に一九八五年に独企業の英子会社によって建設されたものだと報じた。

 フセイン・イラク大統領は対イラン戦争で、イラン兵に毒ガスを使用していた事実が知られている。同紙によれば、当時のサッチャー英政権も、「ファルジャ2」と呼ばれる塩素工場がマスタードガスや神経ガスの生産拠点になる可能性を認識していたが、チャノン貿易相(当時)は外務省や国防省の反対を押し切って、建設を受注した企業に秘密裏に輸出信用保証を供与することを決定した。

 これは、フセイン体制を支援するサッチャー政権の政策に沿ったものだったと同紙は指摘している。

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