独仏、新決議案に反対
【ベルリン25日豊田剛】シュレーダー独首相とシラク仏大統領は二十四日夜、両国外相を交えてベルリンのレストランで会談し、対イラク戦争を容認する新決議案に反対し、対イラク戦反対の立場を固持する方針で一致した。
シラク大統領は会談後の記者会見で「現状では新決議案は正当化できない」と述べ、「安保理メンバーの多数は新決議を歓迎していない」と説明した。シュレーダー首相は、「『古い欧州』とは、戦争が何であるかを分かっているからだ」と述べ、戦争を急ぐ米国をけん制した。
両首脳は、仏独がロシアと共に対イラク査察の強化・継続を求める覚書を安保理に提出したことを認めた。ブリュッセルで同日行われた欧州連合(EU)外相理事会で、独仏両外相は「武力行使は時期尚早」の立場で一致、査察の強化と継続を求めた。