NATO、トルコ支援で合意
【ベルリン17日豊田剛】ブリュッセルからの報道によると、米国の要請で対イラク戦争の勃発を想定した隣国トルコの防衛支援する計画で、北大西洋条約機構(NATO)は十六日夜(現地時間)、「防衛計画委員会」を開き、トルコ支援計画に合意した。委員会は、フランスを除くNATO加盟十八カ国で構成されるが、これまでトルコ支援に反対していたベルギーとドイツは「純粋な防衛目的に限る」との条件で賛成に回った。
トルコ支援についてNATOは先週、ほぼ連日臨時理事会を招集したが、戦争を前提とする計画に仏独ベルギー三カ国が異論を唱えていた。NATOは妥協策として、フランスが非加盟の同委員会の判断に委ねた。ロバートソンNATO事務総長は「団結が守られた」と安堵(あんど)の意を表明した。