仏でイラク軍事攻撃阻止訴えるデモ
【パリ14日安倍雅信】イラクへの武力行使に反対する人道団体などが十五日午後、パリで大規模な抗議デモ行進を行った。デモ隊はパリ市内ダンフェール・ロシュリューから、バスチーユ広場まで行進、反戦を訴えた。主催者の中には米国人平和主義者なども含まれ、十年前に湾岸戦争に従軍した兵士なども参加した。
主催者側は、仏大統領選が行われた昨年五月、右派のルペン候補の当選阻止キャンペーンを行って以来、最大規模の抗議デモであることを強調した。野党左派議員や労組、人道援助団体の活動家などが中心だが、保守系議員も数人、一回だけの参加と断って、デモに参加した。
国連安保理で十四日、査察団の追加報告が行われた際に、出席していたドビルパン仏外相は、改めて査察延長を主張、米国の武力行使への動きを牽制した。仏国内では、政府の強硬な姿勢で対米関係の悪化を懸念する声も出ており、保守系議員の中にも「ドビルパン外相は、やり過ぎだ」との意見も出ている。