仏首相が対イラク武力行使回避に意欲
【パリ27日安倍雅信】フランスのラファラン首相は二十六日、対イラク攻撃について仏地方紙のインタビューに応え、「われわれは戦争回避に全力を尽くすべき」と語り、米英が準備中の武力行使を回避すべきという見解を示した。同首相は同時に、国連だけが国際社会の行動を決定できる機関であることも強調、米英の単独行動を牽制した。
首相は「もし、国連査察団が大量破壊兵器の存在を証明した場合は、国連で決議を行い、それらの武器を完全に破壊することが、フランスの目標だ」と語り、政権交代を狙った武力行使には慎重な姿勢を見せた。また、国連安全保障理事会だけが、国際社会を動員する唯一の機関であることを強調した。