対イラク、ブレア首相支持を確認−英労働党大会
武力行使に根強い抵抗
【ロンドン30日時事】英国の与党・労働党は三十日、イングランド北西部ブラックプールで開催中の年次大会で、イラクの大量破壊兵器問題を討議し、外交など他の手段による解決が不可能な場合は、武力行使も辞さないとするブレア首相の方針を支持することを確認した。しかし、反対も四割に上り、武力行使に対する党内の抵抗が依然根強いことが浮き彫りになった。
大会二日目のこの日、イラク問題で「いかなる武力行使にも反対する」との動議について投票が行われた。その結果、反対約60%、賛成約40%で動議は否決された。
一方、「武力行使は最後の手段であり、国際法にのっとらなくてはならない」との動議は挙手による採決の結果、承認され、イラク問題に関するブレア政権の方針支持が確認された。
この問題について演説したストロー外相は、武力行使の選択肢を放棄すると、フセイン・イラク大統領への抑止力が働かなくなると述べ、ブレア政権の方針の正当性を訴えた。