SARS疑い例3人目を確認―中国衛生省
【香港12日深川耕治】中国衛生省は十二日、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)に感染した疑いがあると香港衛生当局が発表していた広東省広州市の男性(35)について、この事実を確認した。広州市番禺区在住のテレビ制作者の男性(32)、同市内の海鮮レストランで働く女性店員(20)に続き、中国で今冬三人目となる感染疑い例となった。
同衛生省の発表によると、男性は先月三十一日に発熱し、今月6日に広州市内の病院に隔離入院。十二日午前、広東省衛生庁と広州市の専門官らが最終的に「疑い例」と診断したことを受け、公表した。
男性は体温が正常に戻り、症状は安定している。男性と密接に接触した十四人と一般的な接触者十四人には発熱などの異常は見られないという。感染ルートは明らかにされていない。