新型肺炎集団発生は下水道不備が原因―香港のマンション
WHO調査
【ジュネーブ26日時事】世界保健機関(WHO)は二十六日、下水管工事の不備が香港のマンション群「アモイ・ガーデン」での新型肺炎の集団発生の原因だったとする調査結果を発表した。
アモイ・ガーデンでは三月から四月にかけて約三百人の新型肺炎患者が発生、四十二人が死亡した。報告は患者の便に含まれていたウイルスが下水から漏れ、さらに空調設備を通じてマンション内に広くばらまかれたとしている。
WHOでは患者のせきに含まれるだ液の飛沫(ひまつ)などが新型肺炎の主な感染経路で、アモイ・ガーデンの例はやや特殊なケースとみているが、今後の感染予防のため下水設備の再点検を求めている。