新型肺炎患者が退院―シンガポール
【シンガポール16日時事】今月九日にシンガポールで新型肺炎感染が確認された男性患者が十六日、健康を回復し退院した。今後十四日間、自宅隔離措置が適用される。
この患者は、シンガポール国立大学の微生物学研究所と、環境省傘下の環境衛生研究所(EHI)でウイルスの研究を行っていた二十七歳の研究生。二つの研究施設のいずれかで、実験に使われた新型肺炎ウイルスに感染した可能性が指摘されている。
この男性以外に感染者は出ておらず、シンガポール政府は、感染拡大の危険性は低いとしている。現在、両施設を含めたシンガポール国内の各種研究施設について、世界保健機関(WHO)の専門家らによる安全管理面の検査が進められている。