12人が新型肺炎感染の疑い―香港
【香港24日深川耕治】香港・九竜半島北部にある救世軍宿舎に住む成人十一人とその家族一人の計十二人は、二十四日までに新型肺炎(SARS)の疑いでマーガレット病院に搬送され、隔離入院した。
隔離入院した十二人(男九人、女三人)は年齢が二十六歳から六十一歳で、うち十一人は中度の知的障害者で、残り一人はその家族。入院時は咳(せき)込んだり、微熱の症状を訴えていたが、入院後は症状が安定している。
マーガレット病院によると、隔離入院した十二人は二十日から二十五日までの期間に同病院に搬送されて入院した。同病院では入院患者十二人にSARS感染の是非をチェックする簡易検査を行い、感染していないとの初期結果が出たが、今後は詳細な精密検査を通じて感染是非を正式に確定するとの見解を示している。
世界保健機関(WHO)は六月二十三日、香港に対するSARS感染地域指定を解除したが、SARSが季節の変化に伴って再び発生する可能性があることを警告する専門家もおり、今秋の再発生を憂慮する声もある。