アジア
世界のページ
北米・中南米
中東・北アフリカ
アジア・オセアニア
韓国・北朝鮮
欧州
ロシア
アフリカ

BACKを見る

北朝鮮核問題など協議 英中首脳会談

香港の民主化問題では溝

 【香港21日深川耕治】中国訪問中のブレア英国首相は二十一日、中国の温家宝首相、江沢民党中央軍事委員会主席、胡錦濤国家主席と相次いで会談した。温首相との会談では北朝鮮の核開発問題や両国の経済交流、香港の民主化問題などについて協議。

 ブレア首相は北朝鮮の核開発問題について中国が米朝の仲介役としての役割を果たしてきたことを評価。英首相は米中朝三カ国だけでなく日韓を加えた多国間協議の重要性を伝える一方、温首相はあくまで対話による平和的解決を強調、北朝鮮の核開発が中国にとっても大きな懸念材料であることを伝えたものの、日韓を加えた多国間協議に対してはあいまいな態度のままだった。

 また、香港で反体制活動を規制する国家公安条例(国家安全条例)案をめぐり民主派勢力が今月一日に五十万人前後の大規模デモを行い、香港の民主化問題が大きく揺れる事態に発展していることについて、ブレア首相は旧宗主国の立場から「一国二制度を実践しながら香港人による高度な自治が安定し、民主化が開かれることを希望する」と述べた。

 一方、温首相は香港の中国返還後、六年間にわたってアジア通貨危機や新型肺炎(SARS)問題などの危機を克服したことを自讃、「一国二制度は香港で定着している」と述べて台湾問題やチベット問題に対する中国の姿勢が不変であることも強調した。温首相は民主派勢力の要求に応えるよりは経済や社会安定優先で急場を乗り切りたいとの立場を示し、両者の思惑に溝があることを浮き彫りにした。

 ブレア首相は今回、米国、日本、韓国、中国の四カ国を歴訪。二十二日には香港入りして二十四日、帰国の途につく。

この記事を友達に教える

アジア・オセアニアの最新ニュース
秋篠宮さまご夫妻―モンゴル仏教文化をご鑑賞 6/20 19:49
テスト24 6/19 21:51
テスト13 6/19 10:31