北の核問題協議は多国間で−比豪首脳会談
【マニラ14日梅垣知博】フィリピンを公式訪問中のオーストラリアのハワード首相は十四日、アジア地域の安全保障などについてアロヨ大統領と会談し、北朝鮮の核問題について「周辺国を交えた多国間での協議が望ましい」との見解で一致した。また、テロリスト対策のため比政府に、一億七千五百万ペソ(約四億二百万円)の援助を行うことを約束した。
比政府の発表によると、アロヨ大統領は「北朝鮮の核問題は、中国、米国、韓国、ロシア、日本が同国との平和的解決に向け協力すべき」と述べ、ハワード首相も「これらの周辺国が、しっかりと連携し柔軟性を持って対応することが望ましい」と語ったという。
またハワード首相は、オーストラリア人が多数犠牲になったバリ島爆弾テロのような事件を繰り返さないために比豪合同のテロ対策訓練を提案し、比警官のテロ対策訓練のため資金援助を約束した。
ハワード首相は、きょうフィリピンを発ち日本を訪れた後韓国を訪問し、両国との首脳会談でも北朝鮮の核問題が協議される予定になっている。