WHOが新型肺炎の制圧宣言
台湾の感染地域指定を解除
【香港支局5日】世界保健機関(WHO)は五日、新型肺炎(SARS)の感染指定地域から最後まで残っていた台湾を指定解除すると発表した。同解除でSARS流行の世界的な制圧宣言となった。
台湾では三月八日に最初のSARS患者が発生して以来、WHOは五月八日に台北市、同二十一日には台湾全域への渡航延期勧告を出し、約百二十日間にわたるSARSとの闘いを続けた。六月十五日には最後の患者を隔離、新たな発生は認められず、二十日間、新規感染者がゼロを更新したため、人から人への感染ルートが断絶したと判断された。
台湾衛生部(衛生省)は五日午前、SARSの新規感染者、死亡者がいずれもゼロで、死者は計八十四人、感染者が計六百七十四人のままであることを発表。
中国衛生省も同日、SARSの新規感染者、死者がゼロを更新したと発表し、死者が計三百四十八人、感染者が五千三百二十七人のままであることを明らかにした。香港政府も同日、香港のSARSによる新規感染者、死者がゼロを更新したと発表、死者が計二百九十八人、感染者が一千七百五十五人のままであると明らかにした。