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行政長官、SARS死者に哀悼の意−香港

WHOの感染地域指定解除を評価

 【香港支局23日】世界保健機関(WHO)が二十三日、香港に対する新型肺炎(SARS)の感染地域指定を解除したことを受け、香港の董建華行政長官は同日、SARS集団感染で多数の死者を出した九竜地区の高層マンション「淘大花園(アモイ・ガーデン)」を訪れて死者に哀悼の意を示し、多くの犠牲者と香港人の団結でSARS封じ込めを果たせたとの「勝利宣言」を行った。

 董長官は「警戒を緩めず、今回の感染防止策の教訓を生かして感染再発がないよう準備万端整えよう」と述べ、「SARS死者の犠牲と困難を深く受け止め、死者を出したアモイ・ガーデン住民遺族の心痛を慰問したい」と強調した。WHOが香港をSARS感染地域指定から解除したことについては「香港がSARSに勝利したのは香港市民全体の努力と医療スタッフの献身的な治療の成果だ。繰り返し敬服するとともにWHOがその努力を最終的に認めてくれた」と評価した。

 また、WHOが香港に対するSARS感染地域指定を解除したことに対し、中国人民解放軍香港駐留部隊の王継堂司令官と王玉発政治委員は二十三日、董建華行政長官宛てに祝電を送り、香港が一致団結してSARS闘争に最終勝利したことを高く評価した。

 香港経済発展労工局によると、六月前半に香港を訪れた外国人観光客数は累計三十二万人となり、五月同期比で七割増。香港政府と旅行業界が協力して外国人観光客の呼び込みPRを本格化させる。香港のキャセイ航空とドラゴン航空は九月末までにSARSの影響で一時運休していた全便を通常運航まで持ち直す計画であることを明らかにしている。

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