新型肺炎の新規感染者ゼロに−中国、香港、台湾
香港を感染指定地域から解除−WHO
【香港支局23日】中国、香港、台湾では二十三日、新型肺炎(SARS)による新たな死者、感染者が前日比で増えず、四日連続でゼロを更新した。三地で一日ごとの新たな感染者がいずれもゼロとなったのは六月五日以来、七回目。
中国衛生省は二十三日、SARS最新統計を発表し、死者が前日比で増えず計三百四十七人、感染者も前日比で増えず計五千三百二十六人のままだったことを明らかにした。
香港政府も同日、SARSの死者が前日比で増えず計二百九十六人、感染者も前日比で増えず計一千七百五十五人のままだったと発表。入院患者は計四十八人でそのうち十人が集中治療を受けている重症患者。入院患者のうち九人が血清検査でSARSではないことが確認され、後日、感染者数累計から九人が外される予定。世界保健機関(WHO)は同日、香港のSARSの感染指定地域から解除し、感染源の「最大中継点」としてSARSが猛威をふるった場所の「封じ込め宣言」がなされたことになる。
また、台湾衛生署も二十三日午前、台湾のSARSによる死者が前日比で増えず計八十四人、感染者も前日比で増えず計六百九十二人のままであることを発表した。同衛生署によると、WHOの新基準では台湾が今月二十六日にもSARSの感染指定地域リストから解除されるとして新規感染者を出さないよう封じ込め努力を強調している。